〜ひのきのおがくずと、心をほぐす暮らし〜

朝、仕事に向かう。
たまたま元気で、こうして動けていることが、当たり前のようで実は奇跡のようにも思える。
介護の現場で出会う方々の中には、以前は元気に暮らしていたけれど、ある日突然、脳梗塞で倒れ、片麻痺になった方もいる。
ゆっくり話を重ねていくうちに、その人がどんな人生を歩んできたか、少しずつ見えてくる。
ふと、思う。
私自身も、いつか同じように、体が思うように動かなくなる日が来るかもしれない。
認知症になるかもしれない。
それは、未来になってみないとわからない。
昔は、どこか「他人ごと」だと思っていた。
だから腹が立つこともあったし、つい感情的になってしまうこともあった。
でも「自分ごと」だと思うようになってから、不思議と心が静かになった。
いずれ自分も、誰かに助けられながら生きる日が来るのだと思えば、
今、目の前で助けを必要としている人に、自然と手を差し出せる。
この気持ちは、何かを「耐えている」わけじゃなく、「支え合っている」感覚に近い。
そんな日々の中で、私自身も心をほぐす時間が必要だ。
リラックスできる方法のひとつとして、私はおがくずを手にとる。
木のぬくもり、森の香り、手のひらに触れるふわふわした感触。
おがくずは、ただの素材ではない。
どこか懐かしく、安心できて、静かに寄り添ってくれる存在だ。
今日は、そんな「おがくず」を使った、私なりの癒しのアイデアをご紹介します。
おがくずの使い方
~小さな癒しを日常に~
おがくずは、暮らしの中で無理なく取り入れられる「自然の癒し」です。
ここでは、私が実際に試している使い方を3つご紹介します。
● ひのきのおがくずでサシェ(香り袋)
小さな布袋に、ひのきのおがくずを入れてクローゼットや枕元に置くだけ。
自然な木の香りがふんわりと広がり、気分が落ち着きます。
私は、寝る前に枕元に置いて、深呼吸するのが習慣です。
● 靴箱や下駄箱の消臭に
ひのきには抗菌・消臭効果もあります。
小さな通気性のある袋に入れて、靴箱や玄関に。
見た目もかわいく、来客時にもさりげない香りで好印象です。
● おがくず温湿布(お試し用)
布袋におがくずを入れて、電子レンジで軽く温めます(※温めすぎ注意)。
腰や肩にそっと当てると、ほんのりとした温かさと香りでじんわり癒されます。
肌に直接当てるときは、必ずタオルなどで包んでくださいね。
おがくずサシェの簡単な作り方
~ひのきの香りを暮らしに添えて~
自分用にも、ちょっとした贈り物にもぴったりな「おがくずサシェ」。
とても簡単に作れるので、ぜひ気軽にお試しください。
◆ 用意するもの
- ひのきのおがくず(3〜5gくらい)
- 小さめの布袋(ガーゼ・麻・綿素材など)
- リボンや糸(袋を結ぶ用)
- あれば:アロマオイル(ひのきや柑橘系がおすすめ)
※布がなければ、だしパックやお茶パックでも代用できます。
◆ 作り方
- おがくずを袋に入れます(ふんわりと軽めに)。
- 袋の口をしっかり結びます。
- 香りを強めたいときは、おがくずにアロマオイルを1滴たらしてから袋に入れてもOK。
(※直接肌に触れないように注意)
◆ 使い方のヒント
- 枕元やベッドサイドに置いて、リラックスタイムに。
- クローゼットや引き出しに入れて、ふんわり自然な香りを。
- バッグに入れて持ち歩けば、外出先でもほっと一息つけます。
おわりに
未来のことは、誰にもわからない。
だからこそ、「今ここにある小さな癒し」を大切にしたい。
私にとってそれが、おがくずです。
たとえば、香り袋をそっと握りながら、今日一日の疲れを手放す。
そんな瞬間が、また明日も人を支える力になっていく。
今日もおつかれさま。
そして、明日のあなたが、少しでも心地よく過ごせますように。
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