手形がなくなる時代に、「またお電話ください」に救われて

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こんにちは、おがくずりょうこです。

3ヶ月ほど前、銀行から一通の通知が届きました。
「手形と小切手が、廃止になります」というお知らせでした。

長く木工所の経理をしてきたわたしにとって、手形や小切手は、毎日のように目にし、扱ってきたものでした。それが、なくなる。時代が変わるんだな、と静かに感じました。

家族と相談して決めたこと

通知を読んで、家族と話し合いました。

「もう、小切手は使わずに、支払いはぜんぶ振込に変えよう」
そう決めました。

大きな決断のように聞こえるかもしれませんが、実際はとても静かな会話でした。時代がそう言っているのなら、わたしたちもそれに合わせて、少しずつ変わっていけばいい。そんな気持ちで。

令和3年、家族で話し合ってネット振込を導入した日

思い返せば、振込をパソコンでするようになったのは、令和3年のこと。もう、5年ほど前になります。

銀行の窓口の方に「こういうサービスがありますよ」と勧めていただいたのが、きっかけでした。

その場で返事はせず、いったん家に持ち帰って、家族と何度も話を重ねました。

「これからは、こういう時代なんだね」
そう話し合いながら、少しずつ気持ちを固めていき、ネット振込を導入することに決めたのです。

最初は本当に、何が何だかわかりませんでした。
「ここをクリックするとどうなるんだろう」
「これで合ってるのかな」

画面を前に固まってしまう日もありました。

何度もお世話になったカスタマーセンター

分からなくなるたびに、カスタマーセンターに電話をしました。
それはもう、何度も、何度も。

「すみません、また同じようなことで…」
と恐縮しながら受話器を握るわたしに、オペレーターの方はいつもやさしく教えてくれました。

そして気づけば、電話をする回数が、少しずつ減ってきたのです。

自分では気づかないくらい、ゆっくりと。けれど、確かに。

今日は、電子手形の手続き

そして今日。
電子手形を受け取るための手続きがあり、またカスタマーセンターに電話をかけました。

画面を見ながら、オペレーターの方の声に導かれて、ひとつずつ設定を進めていきます。
「ここをクリックしてください」
「次にこちらを…」

無事に、設定は完了しました。

「またお電話ください」に、救われて

電話を切る間際、オペレーターの方がこう言ってくれました。

「分からないことがありましたら、またお電話ください」

その一言に、ホッとしました。

「また聞いてもいいんだ」
「分からなくなってもいいんだ」
そう思えるだけで、少し、肩の力が抜けました。

時代が変わっても、支えてくれる声がある

手形や小切手がなくなる時代。
電子でのやりとりが増えて、紙の温もりが消えていくような、少しさみしい気持ちもあります。

けれど、電話の向こうには、ちゃんと人の声があります。
「またお電話ください」と言ってくれる人がいます。

時代が変わっても、誰かに助けてもらいながら、少しずつ前に進んでいけばいい。
今日の午後、そう思えたことが、何より嬉しかったです。

また、すこしずつ綴っていきたいと思います。

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