Uncategorized わが家のおがくずは、軽いんです 「おがくず」と聞くと、重くて、粗くて、木の切れ端みたいなものを想像する方もいるかもしれません。でも、わが家で扱っているおがくずは、ふんわり軽い。その理由を、最近夫に聞いてみました。扱っている木は、ヒノキだけじゃないうちで扱っている木材は、ヒ... 2025.07.05 Uncategorized
Uncategorized ゴミ箱を減らしたら、気持ちが軽くなった うちの旦那さんは、家のあちこちにゴミ箱を置きたがるタイプ。だけど私は、ゴミ箱はひとつでいいと思っているんです。使えば汚れるし、ゴミ箱の掃除や回収だって必要になります。それが家中に何ヶ所もあると、地味に手間が増える。だから思い切って、すべての... 2025.07.04 Uncategorized
Uncategorized 花たちに、冷たい水を 今日は、いつもよりも暑い日だった。介護の仕事を終えて、そのままお墓参りへ。この気温じゃ、お花の水もすぐにぬるくなってしまう。まるでお風呂の残り湯に浸かっているみたいに、あたたかくなっていて——なんだか、気の毒だった。だから今日は、水筒に冷た... 2025.07.03 Uncategorized
Uncategorized 職人のタオル タオルの役目朝の洗濯かごに、昨日より多くのタオルが入っていた。ああ、昨日も汗をかいて頑張ったんだな。梅雨の湿気と夏の気配が重なるこの時期、現場に出れば、すぐに汗でびっしょりになる。旦那は建具屋。木を扱う職人の手は、いつも何かに触れている。タ... 2025.07.02 Uncategorized
Uncategorized 床が凹まないように 「ベッドの足の下、これを敷こうと思う」旦那が突然そう言った。新しく買ったばかりのベッド。まだピカピカで、どこにも傷なんてない。だけどフローリングに直接置いていたら、そのうち跡がつくかもしれない。重みが集中して、床がへこむかもしれない。そう思... 2025.07.01 Uncategorized
Uncategorized 「うんまいのができたから」 〜義父からの朝どれ便〜「りょうこ、うんまいのができたから食べてみて。」そう言って、義父が手渡してくれたのは、つやつやのナス、みずみずしいきゅうり、そしてコロンと可愛い新じゃがいもに、穂先のきれいなアスパラガス。家庭菜園で義父が育てたばかりの... 2025.07.01 Uncategorized
Uncategorized みそかと月命日 今日は晦日。(みそか)そして、義母の月命日。今でも我が家では、月の末が給料日。時代は変わり、給料は銀行に振り込まれるようになったけれど、この日は、ずっと変わらず「節目の日」だと思っている。義母が生きていた頃は、この晦日に給料袋を手渡していた... 2025.06.30 Uncategorized
Uncategorized 静かな祈りのそばに、咲く 仕事を終えて立ち寄るお墓。今日も一人、花筒の水を替え、小さな花束をそっと差し替える。お義母さんが花好きだったから、季節の花を選ぶときはいつも、「どれが喜ぶかな」とつぶやいてしまう。花屋さんで出会った、白、黄、ピンクに小さな紫の花。どれも控え... 2025.06.29 Uncategorized
Uncategorized 香りはそっと、暮らしに染み込んでいく 香りはそっと、暮らしに染み込んでいく朝、玄関に立ったとき、ふと香るひのきの匂いに、心がすこし静かになります。ティーバッグに詰めたおがくずは、ただそこにあるだけなのに、空気まで整っているように感じられるから不思議です。ある日、気づいたことがあ... 2025.06.28 Uncategorized
Uncategorized ひのきの香りを、そっと包んで暮らす 暮らしの中に香りがあると、それだけで、呼吸がすこし深くなる。私は最近、ひのきのおがくずをティーバッグに詰めて、小さな香り袋のようにして使っています。玄関の靴箱にぽんと置くだけで、ふわっと木の香りが広がって、空気が澄んだように感じられます。引... 2025.06.27 Uncategorized