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わが家のおがくずは、軽いんです

「おがくず」と聞くと、重くて、粗くて、木の切れ端みたいなものを想像する方もいるかもしれません。でも、わが家で扱っているおがくずは、ふんわり軽い。その理由を、最近夫に聞いてみました。扱っている木は、ヒノキだけじゃないうちで扱っている木材は、ヒ...
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ゴミ箱を減らしたら、気持ちが軽くなった

うちの旦那さんは、家のあちこちにゴミ箱を置きたがるタイプ。だけど私は、ゴミ箱はひとつでいいと思っているんです。使えば汚れるし、ゴミ箱の掃除や回収だって必要になります。それが家中に何ヶ所もあると、地味に手間が増える。だから思い切って、すべての...
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花たちに、冷たい水を

今日は、いつもよりも暑い日だった。介護の仕事を終えて、そのままお墓参りへ。この気温じゃ、お花の水もすぐにぬるくなってしまう。まるでお風呂の残り湯に浸かっているみたいに、あたたかくなっていて——なんだか、気の毒だった。だから今日は、水筒に冷た...
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職人のタオル

タオルの役目朝の洗濯かごに、昨日より多くのタオルが入っていた。ああ、昨日も汗をかいて頑張ったんだな。梅雨の湿気と夏の気配が重なるこの時期、現場に出れば、すぐに汗でびっしょりになる。旦那は建具屋。木を扱う職人の手は、いつも何かに触れている。タ...
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床が凹まないように

「ベッドの足の下、これを敷こうと思う」旦那が突然そう言った。新しく買ったばかりのベッド。まだピカピカで、どこにも傷なんてない。だけどフローリングに直接置いていたら、そのうち跡がつくかもしれない。重みが集中して、床がへこむかもしれない。そう思...
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「うんまいのができたから」

〜義父からの朝どれ便〜「りょうこ、うんまいのができたから食べてみて。」そう言って、義父が手渡してくれたのは、つやつやのナス、みずみずしいきゅうり、そしてコロンと可愛い新じゃがいもに、穂先のきれいなアスパラガス。家庭菜園で義父が育てたばかりの...
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みそかと月命日

今日は晦日。(みそか)そして、義母の月命日。今でも我が家では、月の末が給料日。時代は変わり、給料は銀行に振り込まれるようになったけれど、この日は、ずっと変わらず「節目の日」だと思っている。義母が生きていた頃は、この晦日に給料袋を手渡していた...
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静かな祈りのそばに、咲く

仕事を終えて立ち寄るお墓。今日も一人、花筒の水を替え、小さな花束をそっと差し替える。お義母さんが花好きだったから、季節の花を選ぶときはいつも、「どれが喜ぶかな」とつぶやいてしまう。花屋さんで出会った、白、黄、ピンクに小さな紫の花。どれも控え...
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香りはそっと、暮らしに染み込んでいく

香りはそっと、暮らしに染み込んでいく朝、玄関に立ったとき、ふと香るひのきの匂いに、心がすこし静かになります。ティーバッグに詰めたおがくずは、ただそこにあるだけなのに、空気まで整っているように感じられるから不思議です。ある日、気づいたことがあ...
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ひのきの香りを、そっと包んで暮らす

暮らしの中に香りがあると、それだけで、呼吸がすこし深くなる。私は最近、ひのきのおがくずをティーバッグに詰めて、小さな香り袋のようにして使っています。玄関の靴箱にぽんと置くだけで、ふわっと木の香りが広がって、空気が澄んだように感じられます。引...