Uncategorized 職人のタオル タオルの役目朝の洗濯かごに、昨日より多くのタオルが入っていた。ああ、昨日も汗をかいて頑張ったんだな。梅雨の湿気と夏の気配が重なるこの時期、現場に出れば、すぐに汗でびっしょりになる。旦那は建具屋。木を扱う職人の手は、いつも何かに触れている。タ... 2025.07.02 Uncategorized
Uncategorized 床が凹まないように 「ベッドの足の下、これを敷こうと思う」旦那が突然そう言った。新しく買ったばかりのベッド。まだピカピカで、どこにも傷なんてない。だけどフローリングに直接置いていたら、そのうち跡がつくかもしれない。重みが集中して、床がへこむかもしれない。そう思... 2025.07.01 Uncategorized
Uncategorized 「うんまいのができたから」 〜義父からの朝どれ便〜「りょうこ、うんまいのができたから食べてみて。」そう言って、義父が手渡してくれたのは、つやつやのナス、みずみずしいきゅうり、そしてコロンと可愛い新じゃがいもに、穂先のきれいなアスパラガス。家庭菜園で義父が育てたばかりの... 2025.07.01 Uncategorized
Uncategorized みそかと月命日 今日は晦日。(みそか)そして、義母の月命日。今でも我が家では、月の末が給料日。時代は変わり、給料は銀行に振り込まれるようになったけれど、この日は、ずっと変わらず「節目の日」だと思っている。義母が生きていた頃は、この晦日に給料袋を手渡していた... 2025.06.30 Uncategorized
Uncategorized 静かな祈りのそばに、咲く 仕事を終えて立ち寄るお墓。今日も一人、花筒の水を替え、小さな花束をそっと差し替える。お義母さんが花好きだったから、季節の花を選ぶときはいつも、「どれが喜ぶかな」とつぶやいてしまう。花屋さんで出会った、白、黄、ピンクに小さな紫の花。どれも控え... 2025.06.29 Uncategorized
Uncategorized 香りはそっと、暮らしに染み込んでいく 香りはそっと、暮らしに染み込んでいく朝、玄関に立ったとき、ふと香るひのきの匂いに、心がすこし静かになります。ティーバッグに詰めたおがくずは、ただそこにあるだけなのに、空気まで整っているように感じられるから不思議です。ある日、気づいたことがあ... 2025.06.28 Uncategorized
Uncategorized ひのきの香りを、そっと包んで暮らす 暮らしの中に香りがあると、それだけで、呼吸がすこし深くなる。私は最近、ひのきのおがくずをティーバッグに詰めて、小さな香り袋のようにして使っています。玄関の靴箱にぽんと置くだけで、ふわっと木の香りが広がって、空気が澄んだように感じられます。引... 2025.06.27 Uncategorized
Uncategorized 私のままで生きていい 私のままで、生きていいこんにちは。「おがくず日和」に来てくださって、ありがとうございます。「次の跡取りがいない」と酔った義父がつぶやいたとき、私は、うまく笑うことができませんでした。自分ではない誰かの期待や価値観に、自分の存在が測られるよう... 2025.06.27 Uncategorized
Uncategorized そっと、香りと暮らす 🌸「そっと、香りと暮らす」ふとしたときに、部屋の隅から漂ってくる木の香り。それは掃除のあとに残ったひのきのおがくずかもしれないし、寝室に置いてある小さなポプリ袋かもしれない。強くは主張しないけれど、そこにあることで、呼吸が深くなる。そんな存... 2025.06.26 Uncategorized
Uncategorized 人が集まる家に森伊蔵が届く日 🏠 人が集まる家に森伊蔵が届く日今日は、ちょっと慌ただしい午後でした。「森伊蔵、当たった!」嬉しそうに夫が言うので、何のことかと思ったら、あの有名な高級焼酎の電話抽選に当選した、とのこと。しかも、お値段は4,000円台。思わず「本当にあの森... 2025.06.25 Uncategorized