いくつになっても母は母

昨日は、母の日。
お昼、母に電話をかけた。

「ありがとう」を伝えるつもりだった。

ありがとうのつもりが

電話に出た母は、わたしの声を聞くなり、
「最近どう?忙しすぎていない?」
と、わたしの心配をはじめた。

——あ、また心配されてる。

そう思いながら、わたしは、
「うん、大丈夫だよ」と返した。

いい大人なのに

もういい大人なのに——。
仕事も、家のことも、自分でちゃんとやれている、つもり。

それでも母は、わたしを心配している。

「ありがとう」を伝えに電話したはずが、
気がついたら、母の方から、
たくさんの優しい言葉をもらっていた。

頼ってね、と言われて

最後に、母はこう言った。

「日常の小さなことや、悩みごとがあったら、
いつでも頼ってね」

ああ、そうか。
強がっていなくても、たまには甘えてもいいのかもしれない。

支え合える親子で、いたい

でも——
それと同じくらい、
わたしも、母のことを支えていきたいと思った。

母の手を、そっと握り返すように。
強がらずに頼って、わたしも頼られて。

頼ったり、頼られたり
そうやって、行ったり来たりするのが、
親子なんだろうな。

いくつになっても、母は母。
ありがとうを伝えるはずの日に、
反対に、たくさんの優しさをもらった。

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